(3)御神水→浄行菩薩


                      



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   ● 御神水
        慈悲の泉は湧き出でて止まず、身を清め心のえりを正して念じ、そして唱えよ。
        江戸寛永の昔、松の根方に霊泉の湧くのを見て、庵(いおり)を結んだのが当山の縁起。
        松は、四方に枝を拡げて、「瑞竜の松」の名にふさわしく、こんこんと湧き出る泉は、善男善女に汲め
        ども尽きない御利益を授ける。

                  


                          


   ● 浄行菩薩
        法華経に説く地涌(ちゆ)の四菩薩の一人で地水火風の四大の内、水大の菩薩として、この世を浄
        化し、人々の罪や穢れを洗い清めて下さる。

                               


   ● 鳳翔会館

                  


   ● 手洗鉢(正面)

                          


                  


   ● 手洗鉢(右側) 

                          


                  


   ● 手洗鉢(左側) 

                          


                  


   ● 手洗鉢(裏側) 

                            


                  


   ● 福祭殿

                  


   ● おみくじ

                  


                          


   ● お焚き上げ処

                          


   ● 東京造園業組合創立60周年記念事業 ”草木供養之碑”
        人類は平和で緑豊かな環境で暮らしたいものです。
        社会に見られる都市開発が日々と進み快適さ、利便性を求め、実益を優先して様々な建設工事が激
        増して居ります。
        此の事は其れなりに意義のあるもので御座いますが、其の都度多くの草木が失われ、やがて地球温
        暖化に繋がってしまいます。
        自然環境は守りたいものです。
        土の恵みを伝え、植樹する時も自分の心に木を植える事と思い、草木を愛し、現在ある緑の保全と、
        小さな緑を広げ緑に覆われた地球を創り出したいものです。
        其の様な事を念頭において、建設事業に携わる東京造園業組合一同は、草木に思いを起こし、感
        謝をこめて、心よりの草木供養之碑建立を決意致しました。
        なお偕越ですが、社会の皆々様にお呼びかけをして、御一緒に手を取り合って草木の大切さを語り
        合える場所にもしたいと思います。
        幸いにも東京都知事石原慎太郎様より題字の揮毫を戴き、その上柴又帝釈天題経寺住職望月翔
        様望月洋靖様の御厚情により、多年念願であった、緑を大切にするための草木供養之碑建立を達
        成する事が出来ました。        平成16年6月18日       東京造園業組合

                          


   ● 帝釈天出現由来碑(葛飾区指定有形民俗文化財)
            所在地 葛飾区柴又7丁目10番3号    指定年月日 昭和57年2月13日
        この碑は、安永8年(1779)題経寺本堂改修のとき発見した日蓮聖人自刻の帝釈天板本尊を後世に
        伝えるため、弘化2年(1845)俳人 鈴木松什および檀徒 石渡忠右衛門等が協力し、その由来を記
        し併せて帝釈天の功徳を述べている。
        碑の総高1.48m、撰文は宮沢雉神遊、書は萩原 、刻者は窪世昌である。
        題経寺緑起の整ったものは、明治29年(1896)に作成されたが、本碑は、それ以前における由緒資
        料として貴重である。                          葛飾区教育委員会

                          


   ● 水原秋桜子句碑  木々ぬらし石うかちつひに春の海
        俳人・医学博士。東京生。名は豊。病院を経営し、昭和医大の教授も務めました。
        高浜虚子の教えを受け高野素十・山口誓子・阿波野青畝と共に「ホトトギス」の四S時代といわれる
        料金時代を築きました。
        のち「ホトトギス」を離れ、「馬酔木」を主宰。芸術院会員。昭和56年(1981)歿、88才。

                                 


   ● 「人生劇場 青春立志の碑」
        遺す言葉
           死生、命ありだ。くよくよすることは一つもない。
           お前も父の血をうけついでいるのだから、心は弱く、涙にもろいかも知れぬが、人生に対する抵
           抗力だけは持っているだろう。
           あとは、千変万化だ。運命の神様はときどき妙な、いたずらをする。しかし、そこで、くじけるな。
           くじけたら最後だ。堂々とゆけ。
           よしんば、中道にして倒れたところで、いいではないか。永生は人間にゆるされてはいない。
           父は地獄へゆくか極楽へゆくか知らぬが見ろよ、高い山から谷底見れば瓜やなすびの花ざか
           りだ。
           父は爛々たる目を輝かして、大地の底から、お前の前途を見まもっていてやるぞ。

                         


   ● 百日紅碑

                                     


   ● 納札巴連 納札碑

                          


   ● 東日本大震災犠牲者供養塔
        合掌
           2011年3月11日午後2時46分18秒、牡鹿半島の東南東沖約130km付近の海底を震源として発
           生したマグニチュード9.0の海溝型地震は、未曾有の大津波を引き起し、太平洋に面した東北地
           方は甚大な被害を受け、激甚災害として指定されました。
           この津波の高さは最大で40mに達し、三陸沿岸をはじめとする全国各地で被害をもたらしました
           北海道から千葉県にかけて大津波が押し寄せ、岩手県・宮城県・福島県三県では海岸沿いの
           集落や、名取川などの河口周辺から上流に向け数キロメートルにわたる広範囲が水没するなど
           の甚大な被害を出しました。
           また、福島県東京電力福島第一原子力発電所は、大津波で1〜4号機の緊急炉心冷却装置稼
           働用の非常電源が故障し、政府は原子力緊急事態を宣言し、30km圏の周辺住民に避難指示が
           出されました。
           原発事故発生から東京電力、消防、自衛隊、警察の多くの方々が命かけて冷却作業を行いまし
           た。
           さらに放射能による環境汚染も深刻な問題となりました。

           東日本大震災によって亡くなられた方は15,833人、行方不明者3,671人と発表されました。
           法華経の不経品に「臨命終時」、宝塔品に「臨滅度時」、日蓮聖人御違文「生死一大奉血脈抄」
           に「臨結只今」とあります。
           心が散乱動揺せず、安定し正しく仏を想念し続け、迷 を断って正しいさとりの智慧を得ることが
           仏教徒普遍の願いですが、死期にに臨んでも心乱れることなく、平常心を持続し、仏道成就を正
           しく念じつつ、死を迎えることをいいます。
           この大地震により亡くなられた方々の多くは、津波、建造物崩壊などにより、瞬時に亡くなられた
           方々と推察されます。
           「臨命終時」、「臨滅度時」、「臨終只今」における誰しもが臨む普遍の願いである仏道成就を正し
           く念じつつ、死を迎えるという願いは果たされなかったのではないでしょうか。
           ここに碑を建立し、亡くなられた方々の御魂に対し慰霊の念を捧げ、冥福を祈り、御魂を供養す
           るものであります。 再拝              2012年3月11日 建立

                  


   ● 金銅仏の坐像が2体鎮座
        左側が観音菩薩坐像 右側が大日如来坐像
           観音坐像は、平成28年3月迄、山梨県立博物館にて展示されています。

    * (観音菩薩坐像)・・・(大日如来坐像)

                      



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